タピオカドリンクは大体500~600円はします。150円程のペットボトルのドリンクなどに比べれば高いですよね。それでも皆並んでも買っていきます。ここではなぜタピオカドリンクを買うのか?タピオカブームは終わるのか?などについて書いて行こうと思います。
タピオカドリンクはちょっとしたイベント
まずタピオカドリンクを飲むのは「ちょっとしたイベント」だと思っています。遊園地や旅行に行くよりは簡単な、ウィンドウショッピングや普段より高めのランチを食べるような簡単に出来て盛り上がるイベントです。
イベントに必要な要素
- 多少は並んだほうが良い
- ドリンクの見た目は大事
- 当たり前だけど美味しい
- タピオカやトッピングに特色がある
上記の内容をSNSに投稿して仲間とイベントを共有するわけです。新しく出来た二子玉川のゴンチャに30分並んで新メニューの玉露ミルクティーにパール+ミルクフォームで飲んできたよ。超美味しかった」ってな内容をもっと可愛く投稿するわけです。
タピオカ人気を支えている一因には間違いなくSNSの存在があり、投稿を見た人がまた店を訪れたり情報を拡散します。
第3次タピオカブームは終わるのか
終わらず定着していくと思っています。もちろん淘汰され消えていく店舗もあるし、出店数も減って激戦区と呼ばれる地域は店舗数も減るかもしれません。それでも消えてなくなる事は無く、SNSに映えるドリンクの写真がのると思います。
2019年の冬を越せない店舗もあると思いますが2020の夏に向けて出店する店舗もまだ出てくる事でしょう。2020年の冬には大分落ち着くと思います。
タピオカブームを終わらせないために必要なこと
まずはゴミ問題を解決する事、激戦区ではタピオカ店でゴミ箱を設置するべきです。ポイ捨てがタピオカ店ではなく買った人のモラルによることは解っていますが捨てる場所がない事も問題です。
味を落とさない事も大事ですね。チェーン展開する店が増えて店舗が増えても従業員の教育を怠らず、どの店でも同じタピオカドリンクを提供することが大事です。チェーン展開し始めたら味が落ちちゃったってなったら残念ですもんね。
味が落ちるのはその店だけの問題ではなくタピオカドリンク離れが進んでしまうかもしれません。わざわざ美味しくないドリンクに高いお金を払って飲みたい人はいませんよね。
タピオカ戦国時代に生き残るには
これから生き残っていくために必要な事やダメな事を考えてみました。
色々ポイントがあると思いますがSNSとの連携は大事です。SNSに力を入れていない店はこれから厳しくなっていくでしょう。つまり映えるドリンクのない店は厳しいです。写真を撮りたいと思わせるドリンクやブランド力が必要です。
出店場所も問題です。ゴンチャやシンアンジュ、ブルプルなどはショッピングモールやフードコートなどへの出店が増えています。
- ゴンチャ
- シンアンジュ
- ブルプル
これは集客力があり、さらに人が入れ替わる場所に出店してるのでしょう。これは激戦区などでは人を取り合ってしまうので地方都市の集客力がある場所に出店するのは良い方法だと思います。車で買い物に行っているのにわざわざ別の場所にタピオカドリンクを買いに行ったりしませんよね。
逆になぜこんな所にって場所に出店しているのが琥珀です。しかも凄い勢いで出店数を増やしています。FC店もあると思いますが夏の終わりにこんなに店舗を増やして冬に売り上げが減ってきても持ちこたえる体力があるのでしょうか?少し心配になります。
家族経営の個人店舗も厳しい店が出てくるでしょう。私が危ないと思っている店は内装にもあまりお金を掛けてなく、トレードマークを店内に画びょうで張り付けているような店で、そこでは短パン半袖のおじさんがドリンクを作ってくれます。味が変わるわけではありませんが何となく違う気がします。なんならドリンクを作る場所を隠した方が良いのでは?と思ってしまいます。
タピオカ戦国時代に生き残るタピオカ店は?
生き残ると思うのは
- ゴンチャは写真映えはイマイチですがブランド力と味で抜けています。
- シンアンジュは映えるドリンクと出店場所に強みがあります。
- ブルプルは出店場所と店舗に合わせてドリンクの種類を変えるなど今後を見通して研究熱心な気がします。
危ないと思うのは
- 琥珀はやはり急激な店舗増と出店場所が気になりす。
- CoCo都可は第一印象が良くなかったです。団子になったタピオカとお茶の味がしない抹茶ミルクティーなど従業員の教育に力を入れていない印象があります。消えることは無いでしょうが方向転換も必要かと。
- その他個人店舗で気になる店はありますが名前を出すのはやめておきます。
終わりに
私は昔からタピオカドリンクが好きで店を見つけると買っていました。それでもゴンチャで初めて飲んだ時は美味しさに驚きました。
これからも新しい店舗が出来、変わったドリンクも出てくるでしょう。まだまだタピオカブームは終わらず定着し、いつでもタピオカドリンクが楽しめると良いですね。